大和売薬の特徴
(富山売薬との違い)


日本の薬は大和から生まれました。

大和売薬はこの古い歴史のうえに発展してきました。


富山売薬は越中富山藩の積極的な保護を受け、

藩の事業として推進されたのに対し、

大和売薬は製薬業者が自らさまざまな工夫をし、

組織作りや販売をすすめました。

このように、現在でも同じように売薬が盛んな奈良と富山ですが、

売薬が行われるようになった歴史的背景には

大きな違いがあったのです。