2005年11月30日(水)発行                第 19 号
平成十七年 国華園 大阪市議会議長賞
    御所市 鶴谷公徳氏作
(題字 脇本 勲)
   編集・発行 奈良県家庭薬配置商業協同組合
         啓発事業委員会 委員長 内藤 敏信          
         奈良県御所市御所町605−10  〒639−2226
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奈良県家庭薬配置商業協同組合
   薬友会会長会会長  油 谷 勝 紀

菊薫るよい季節になりました。組合員の皆様には益々ご壮健にてご活躍のこととお喜び申し上げます。

 政府の経済見通しでは、景気回復の基調が報じられる等、明るい兆しが感じられますが、我が業界は医薬品販売の規制緩和に端を発し、販売制度の見直しも大詰めを迎え来春には薬事法の大改正が予定され、まさに変革期を迎えようとしています。

 医薬品販売制度改正検討部会は、すでに二十回開催され細部の詰めに入ろうとしています。全配協は、会員への負担を極力軽減すべく全力を尽くして取り組んでおられます。

 思えば、配置三百有余年の歴史の中で、幾度と無く大きな試練に晒されながらも、先人たちの知恵と努力で乗り越えてきました。

 今 我々は、常に危機意識と業界を育てる気持を持ち、自らを磨いておかなければ、やがて来るであろう厳しい時代に対応できません。

 近年、消費者の健康保持意欲は益々強くなり、地域に密着している「置き薬」が担える役割はとても大きいと思います。

 そのためにも高い知識レベルを持ち、心の通い合う良き健康アドバイザーとして、若年の消費層からも求められるよう業界の英知を結集して、活路を見いだしていかねばなりません。

 最後に組合員の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。