配置組合 第４回 得意帳保全委員会
◇配置組合：得意帳保全委員会を５月１３日(金)組合で開催し、廃業される方々の得意帳承継と近年問題になっている不廻り放置得意の根絶について討議され、また７０才以上の組合員１４０名に行ったアンケート集計を踏まえて、調査対象の方々へ「得意帳承継に関する説明会」(仮称)の開催を決定。業界の資産、現存する置き薬のマーケット保全に向け啓蒙活動に努める。

◇ 得意帳情報流通センターは、製販各５名 計１０名で構成｡５月１７日(火)に製販合同の委員会を開催し製薬会社からも、得意帳の引継ぎについて各取引業者の方へ積極的に啓蒙する必要性について討議されました。

◇ 規制緩和と業界の動向・これからの対応策

　厚生労働省の諮問機関　医薬品販売制度改正検討部会はすでに１４回開催されて
おり、同省では大まかなアウトラインを定めてきていると思われます。全配協が要望した公的な資格制度と共に、当組合では同省医政局経済課 猪股課長補佐とのやり取りの中で、各県で実施される講習会を格一的に捉え、身分証の交付を受けた県での受講の義務付けの代わりに、出先県での受講の免除と現行薬事法で禁止されている先用後利を見直し、現金決済も認められるよう要望されました。
　我々は東洋人でありながら、受診できるのは、西洋医学＝対症療法の治療が主です。本来あるべき体内臓器等のバランスをも考慮した、治療を受けられずに半健康状態の方が溢れています。お得意へその方本来の健康に満ちた姿になるよう食の見直しも含めたライフスタイルの提案を通して、服薬の指導ができれば、これからも信頼され尊敬される「置き薬」業界・薬の専門家として繁栄できると信じます。